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写真:アップル
Appleは世界で最も価値のあるテクノロジー企業かもしれませんが、米国の雇用市場にも大きく貢献しています。そして、Appleはそのことをぜひ知ってほしいと思っています。
アップルは新たに開設したウェブサイトで、米国全土で創出した「200万人以上…そして増え続けている」雇用について詳細を明らかにしている。
「数字が物語っている」と報告書は指摘している。そのほんの一部を紹介しよう。
- 昨年、Appleは9,000社を超える米国のサプライヤーおよびメーカーに500億ドル以上を費やした。
- 2008 年に App Store が開始されて以来、米国の開発者は世界中で App Store の売上で 160 億ドル以上を獲得しました。
- 8万人がAppleに直接雇用され、45万人の雇用は米国を拠点とするAppleサプライヤーを通じて創出され、153万人の米国人の雇用は何らかの形でApp Storeエコシステムに起因しています。
- 1998 年以降、Apple 社の米国従業員数は 1,500 パーセント増加しました (この年は Apple 社が画期的な iMac G3 コンピューターをリリースした年です)。
- Apple は、さまざまなデータセンター、物流拠点などを通じて、テキサス州オースティン、アリゾナ州メサ、ノースカロライナ州メイデン、オレゴン州プリンビル、ネバダ州リノなどの場所に重要な投資を行っています。
Appleの雇用市場への貢献に関する詳細は、同社の新しい専用ウェブページでご覧いただけます。また、200万人目の最初の従業員を目指している方は、Appleの採用ページへのリンクもご利用いただけます。
Appleの新しいウェブサイトは、ティム・クック氏が昨日、マッド・マネーのジム・クレイマー氏とのインタビューを受けた直後に公開されました。インタビューの中でクック氏は、Appleが米国におけるハイテク製造業の雇用拡大を目指して10億ドルの投資を行うと述べました。
「どうすればアメリカで先進的な製造業に従事する人材をもっと増やせるだろうかと自問しました」とクック氏は述べた。「そして、先進的な製造業のためのファンドを設立したことを誇りに思います。このファンドには当初10億ドルを投資する予定です。」クック氏によると、Appleはこの10億ドルのファンドからの最初の投資を5月下旬に発表する予定だという。
アップルは、そのビジネス慣行について時折批判されてきたが、最も顕著だったのは選挙運動中のドナルド・トランプ大統領によるもので、大統領はアップルが米国ではなく中国などの製造業者を利用しているとしてアップルを激しく批判した。