OS X Mavericks ベータ版の拡張ディクテーション機能を使って音声データのプライバシーを守る [OS X Tips]

OS X Mavericks ベータ版の拡張ディクテーション機能を使って音声データのプライバシーを守る [OS X Tips]

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OS X Mavericks ベータ版の拡張ディクテーション機能を使って音声データのプライバシーを守る [OS X Tips]
ディクテーション

音声テキスト変換は、Macを含むあらゆるデバイスが私たちの音声を読み取り、入力してくれる、まさに次世代の技術です。この魔法のような技術を実現するのは、通常、ネットワークに接続されたデータセンターです。データセンターは、例えばiPhoneデバイスとは別の場所で、音声をテキストに変換します。しかし、デバイスに話しかける内容をプライバシー保護したい場合はどうすればよいでしょうか?

OS Xの新しいバージョン、Mavericksベータ版には、まさにそれを実現する新しいオプションがあります。「拡張ディクテーション」と呼ばれるもので、有効にする方法は次のとおりです。

OS X Mavericksベータ版でシステム環境設定を起動し、「音声入力と読み上げ」アイコンをクリックします。環境設定パネルに入ったら、クリックして音声入力をオンにします。次の警告が表示されます。

強化されたディクテーション

ハードドライブに十分な空き容量があり、十分なWi-Fi接続環境があれば、「拡張ディクテーションを使用」チェックボックスをクリックして、通常はAppleデータセンターに送信される処理内容を含む785MBのファイルをダウンロードできます。これで、Macに話しかけた内容をAppleに秘密にしてもらえるという安心感が得られます。

残念ながら、iOS ではこれを実行する方法はまだありません。デバイスはフルサイズの Mac ラップトップやデスクトップ コンピューターに比べて小さく、スペースも少なく、処理能力も低いためです。

出典: ウォーリー・デイビッド