アップル、上海行きビジネスクラス席を毎日50席購入

アップル、上海行きビジネスクラス席を毎日50席購入

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アップル、上海行きビジネスクラス席を毎日50席購入
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ユナイテッド航空
ユナイテッド航空の客室乗務員がiPhoneを使用している。
写真:ユナイテッド航空

アップルはサンフランシスコから上海までのビジネスクラスの航空機座席50席を購入するために毎年総額3,500万ドルを支払っている。

ユナイテッド航空が発表した数字によると、サンフランシスコ国際空港における同社の最大の顧客はAppleであることが明らかになった。Apple製品は「カリフォルニアでAppleがデザイン」されているとよく知られているが、サプライチェーンの大部分は中国に拠点を置いている。ティム・クックCEOも、Appleにとって中国が第2位の市場であることの重要性について語っている。

@United の最大のグローバル法人顧客は誰なのか気になりますね。@Apple がトップの座を占め、サンフランシスコ国際空港(SFO)の国際線、特に上海線の成功に大きく貢献しています。#UnitedAirlines #United #Apple #SFO #PVG #Shanghai #China pic.twitter.com/HNvIrz8wDg

— LAflyer (@LAflyr) 2019年1月11日

3,500万ドルは、Appleの航空予算の全てではありません。同社はサンフランシスコ国際空港から多くの国や都市へ社員を派遣するために、合計1億5,000万ドルを費やしています。最も人気のある目的地には、以下のようなものがあります。

1. 上海
2. 香港
3.
台北 4. ロンドン
5. 韓国
6. シンガポール
7. ミュンヘン
8. 東京
9. 北京
10. イスラエル

しかし、これらの数字だけでは全体像は分かりません。クパティーノはAppleの最も有名な拠点であり、Apple Parkの本拠地でもありますが、Appleは米国および世界各地にオフィスを構えています。また、ティム・クック氏のように、頻繁に出張する従業員の中には、民間航空機ではなくプライベートジェットを利用している者もいることが分かっています。

年間1億5000万ドルは莫大な金額に聞こえるかもしれませんが、Apple全体の収益から見ればほんのわずかな額です。Appleには13万人以上の従業員がいます。もし毎日中国へ飛行機で出勤しているのがこの50人だけだとしたら、それは同社の全従業員のわずか0.00038%に過ぎません。