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写真:Apple
ドナルド・トランプ大統領は金曜日、AppleはMac Proの中国製部品に関して特別扱いを受けないと述べた。
Appleは、トランプ政権に対し、Mac Proの特定の部品を25%の輸入関税から除外するよう複数の要請書を提出した。しかしトランプ大統領は、米国政府はクパチーノに対し特別な免除や救済措置を講じないと述べた。
「米国で製造しろ」とトランプ氏はツイートした。
Appleは、現行の「ゴミ箱」Mac Proをテキサス州オースティンで誇らしげに組み立てた。しかし、今年後半に発売予定のこの新型パワフルコンピューターは、他の製品の大半と同様に中国で製造される予定だ。
Appleは、新型Mac Proに必要な独自仕様の部品を他に調達できないと主張している。しかし、Appleはそれが米国での製造を不可能にすると主張している一方で、トランプ大統領はクパチーノの苦境に同情していないようだ。
トランプ大統領、Mac Proの要求を拒否
「Appleは、Mac Proの中国製部品に対する関税免除や減免措置を受けることはできない」とトランプ大統領は金曜日にツイートした。「アメリカで作れば関税はかからない!」
これは、Apple CEO ティム・クック氏が今朝 Twitter のタイムラインをスクロールしているときに目にする喜ばしいメッセージではないだろう。
アップルは以前、トランプ大統領の関税により自社製品の価格がさらに上昇し、国際的に競合他社と競争することがより困難になる可能性があると強調していた。
トランプ大統領は、企業が特定の部品を他国から調達できないことを証明できれば、関税を免除すると約束した。しかし、Mac Proに関しては、トランプ大統領は依然として納得していないようだ。
アップルはすでに一部の関税を免除している
Appleが例外を求めた部品の中には、Mac Proの構造フレーム、データケーブル、GPUモジュール、電源、CPUヒートシンク、完成途中のロジックボードなどがある。
これまでのところ、ほとんどのApple製品は輸入関税の対象外となっている。しかし、トランプ大統領は最近、中国で製造されるほぼすべての製品に影響を及ぼす3,000億ドル規模の新たな関税案を提案した。
これらの関税はまだ発効していないものの、Appleの幸運はすでに尽き始めているようだ。そして、それはAppleの顧客である私たち全員にとって悪いニュースだ。