アップルの最大の組立パートナーが東芝の半導体事業を狙う

アップルの最大の組立パートナーが東芝の半導体事業を狙う

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アップルの最大の組立パートナーが東芝の半導体事業を狙う
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iPhoneの売上がAppleの最大のサプライヤーに大きな利益をもたらす
フォックスコンはアップルの最大のサプライヤーとしての地位を固める可能性がある。
写真:CBS

フォックスコンのCEO、テリー・ゴウ氏は、同社が東芝のメモリチップ事業の買収に「非常に真剣」であると述べた。

これが実現すれば、フォックスコンはアップル向けにiPhoneやiPadを製造しているほか、すでにiPhoneのディスプレイメーカーであるシャープの経営権を取得しており、アップルの単独最大手メーカーとしての地位を固めることになるだろう。

「この技術を失っては困る」と郭氏は本日、中国南部に90億ドル規模の新ディスプレイ工場を開設した際、東芝の半導体について言及した。「東芝が中国に工場を建設するのを支援しつつ、コア技術は日本に残しておける」

東芝は、時価総額が約130億ドルとされる半導体事業の買収提案を模索していると報じられている。フォックスコンが買収に成功すれば、ディスプレイとメモリ技術に加え、組立・供給体制を一元化できるようになり、究極の半導体メーカーとなる。

現在、フォックスコンは製造拠点の一部を米国に移転する計画に積極的に取り組んでいる。郭氏は以前のインタビューで、米国にアップルとフォックスコンが新たに工場を建設すれば、3万~5万人の米国人雇用が創出される可能性があると主張した。

Foxconn と Apple は、将来の iOS デバイス用ディスプレイの製造に特化した 70 億ドル規模の新施設を米国に建設するために提携する可能性がある。

出典:ブルームバーグ