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iPadの音がこもって聞こえない、蝸牛突出部に近い位置で耳を酷使していませんか?Kickstarterで現在キャンペーン中の20ドルの新しいアクセサリを使えば、スピーカーの方向を前方に向けることで、音量を増幅させることができます。
マシュー・マクラクラン氏がデザインしたSoundJawは、iPadのデザインに特有の音響的な問題点の一つを解消するシンプルなプラスチック製のウィジェットです。スピーカーが背面を向いているため、iPadから発せられる音は耳に届くのではなく、耳から反射してしまいます。その結果、特に足や手がスピーカーに接触すると、音が大幅に小さくなってしまうことがあります。
SoundJaw は、テクノロジーに関しては大したガジェットではありませんが、iPad のスピーカーから音を集めて、本来あるべき場所であるタブレットの前面に送り出すというただ 1 つの目的だけを持つ、洗練されたデザインのミニマリスト ドングルとして、非常にエレガントです。
SoundJaw本体よりも興味深いのは、開発者がKickstarterで設定した奇妙な出資目標かもしれない。750ドル以上出資するとiPad 2が無料でもらえ、さらに友人に配るためのSoundJawが10台付属する。そしてSoundJawに1900ドル以上出資すると、とんでもないヘリコプター遊覧飛行がプレゼントされるらしい。開発者はこれが「話題になる」と確信しているそうだ。もし20ドルのドングルに2000ドル近くも費やす人がいるとしたら、それはヘリコプター遊覧飛行と、自由に行われる性行為の数々だろう。