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ラスベガス発 — 糖尿病のモニタリングは(文字通り)面倒な作業です。愛する人の糖尿病の状態を把握するのは、特にテクノロジーに疎い祖母の血糖値が急上昇しないように見守るとなると、さらに困難です。
これで、おばあちゃんが iPhone を使用していなくても、iPhone からすべての重要な統計情報を監視できるようになります。
iHealthは今週、International CESで新しいデバイスシリーズ「iHealth Gateway」を発表しました。この製品ラインを使えば、iOSデバイスを使わない高齢者の健康状態を、愛する人や医師が遠隔でモニタリングできるようになります。おじいちゃんおばあちゃんは、対応する血糖値モニターで指を刺すだけで、Gatewayハブから介護者のデバイスにデータが送信されます。もう、服薬をきちんと守っているか心配する必要はありません。
iHealth Gatewayは血糖値モニタリングに加え、転倒センサーも搭載しており、大切な人が股関節を骨折した可能性がある場合や、転倒して起き上がれない場合に警告を発します。血圧モニターも搭載可能で、iHealthはCult of Macに対し、Gatewayハブに接続できる他のアクセサリも開発中であると語っています。
患者の統計情報にアクセスするには、介護者は付属のiHealth Gatewayアプリを起動するだけで、最新のデータがすべて表示されます。このアプリでは、アクションを実行したり、患者データを記録したりする正確な時間間隔を設定することもできます。すべてのデバイスはAppleのHealthKitプラットフォームとも連携しており、患者の他の習慣が健康問題にどのような影響を与えているかを把握できます。
iHealth は、まずは高齢者介護センター向けに iHealth Gateway コレクションを展開する予定ですが、2015 年後半には一般消費者向けにも広く発売される予定です。