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現在、Mac の売上が増加しているかどうかについては意見が分かれているかもしれませんが、1 つ確かなのは、PC 市場全体が衰退しており、最新の四半期では過去 20 年間で最大の PC 売上の減少が見られたということです。

PC を売ってまだ大きな利益を上げられないというわけではありませんが、上のグラフが示すように、利益はもはや販売量とは関係ありません。そして、スマートフォンやタブレット市場と同様に、Apple が利益の最大シェアを握っています。

最近の PC メーカーが直面している販売上の問題を分析し、Asymco の Horace Dediu 氏が問題を次のようにうまく要約しています。

PCベンダーにとって真の問題は、利益率が低いことではない。彼らは何十年も低利益率を維持してきたのだ。問題は、低利益率を「補う」はずだった販売台数が減少していることだ。AppleもMacの販売台数が徐々に減少する中では無縁ではないが、デバイス、コンテンツ、そしてサービスによって成長の基盤を築いてきた。彼らは事実上、PCから「脱出」したと言える。そして、そもそもPCから脱出する必要性を自ら生み出したと言える。

問題は、他社に何ができるのか、ということだ。彼らにできるのは、マイクロソフトが戦略を正しく実行してくれることに頼ることだけのように思える。

初代MacintoshとWindows OSの登場からほぼ30年が経ち、Appleのソフトウェアとハ​​ードウェアの統合戦略は成果を上げています。PCメーカーはこれまでで最も優れたハードウェアを製造していますが、Windows 8とWindows RTはAppleを除くPCメーカー全体を危険にさらす重大な失敗となりつつあります。ソフトウェアを外部にアウトソーシングすることは、多くの企業にとって安価で容易かもしれませんが、パートナーが破綻した場合、ビジネスを危険にさらすことになります。少なくともAppleは、自分たち以外に責める相手はいません。

出典: Asymco