ノキア、ITCへの2度目の提訴でアップルのiPhoneとiPadを標的に

ノキア、ITCへの2度目の提訴でアップルのiPhoneとiPadを標的に

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ノキア、ITCへの2度目の提訴でアップルのiPhoneとiPadを標的に
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訴訟

フィンランドの携帯電話大手ノキアが米国国際貿易委員会(ITC)から特許侵害の訴えを却下されてからわずか数日後、同社は再びアップルを相手取り特許侵害で提訴した。火曜日、ノキアはカリフォルニア州クパチーノのアップルの製品(iPad、iPhone、iPadを含む)が7件の特許を侵害しているとして訴訟を起こした。

ノキアは具体的な特許は提示していないものの、マルチタスク、データ同期、通話品質、測位、Bluetoothに用いられる技術をカバーしていると主張している。「今回のITCへの申請により、ノキアはアップルを相手取って46件の特許訴訟を起こしていることになります。その多くは、アップルが最初のiPhoneを発売する10年以上前に出願されたものです」と、ノキアの知的財産担当副社長、ポール・メリン氏は訴えている。


ITCは金曜日、AppleがNokiaの特許5件を侵害していないとの判決を下した。ITCは2010年1月からNokiaによる過去の侵害申し立ての調査を開始していた。NokiaはITCの判決に異議を唱え、今後の対応を決める前にITCの完全な判断を待つと述べた。

ノキアは、英国、ドイツ、オランダを含む欧州でアップルを相手取り特許侵害訴訟を起こしている。アップルはノキアを反訴している。この法廷闘争は、テクノロジー業界で最も長く続いている訴訟の一つであり、マイクロソフトと米国司法省の争​​いに脅威を与えている。

[AppleInsider、9to5Mac]