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写真:Microsoft
Microsoftは、macOS向けOutlookアプリをこれまで以上に改良する準備を進めています。今回の刷新では、新しい同期技術の導入、大幅なパフォーマンス向上、そして嬉しいデザインの調整が行われます。
期待できることは次のとおりです。
iOS版Outlookは、そのすっきりとしたデザイン、軽快な操作性、そして優れた機能群により、最高のメールアプリの一つとなっています。しかし、デスクトップ版Outlookは時代遅れになってしまいました。
特にmacOSでは、Outlookは古さが目立ち、他のサードパーティ製品に比べて遅れをとっています。しかし、Microsoftはこれを変える大規模なアップデートのテストをまもなく開始します。
macOS版Outlookが全面的に刷新される
今週ベータ テストが開始される次のリリースでは、Android および iOS 版 Outlook と同じ新しい同期テクノロジが導入されます。
Microsoftのクラウドサービスを活用することで、Gmailアカウントでもメールに素早くアクセスできるようになります。また、プラットフォーム間でシームレスなエクスペリエンスを提供する機能も向上します。
macOS版Outlookも見た目が大幅に向上します。Microsoftは、折りたたみ可能なパネルとカスタマイズ可能なツールバーを備えた新しいユーザーインターフェースで、メールの読み書きを改善します。
メールを無視する機能など、新機能が追加されます。また、カレンダーの予定を確認できる「My Day」ビューや、新しいフィルターによる検索機能の向上も追加されます。
新しいOutlookをお試しください
これらの変更により、Mac版OutlookはWindows、モバイル、Web版のOutlookと同等の機能を利用できるようになります。そして、以前から失われていた、より魅力的なエクスペリエンスが実現します。
今週、Outlook for Mac内でベータ版が利用可能になった際に、「新しいOutlook」トグルをクリックすると、Outlookベータ版をお試しいただけます。ウィンドウの右上隅に表示されます。
Microsoftは今後数か月間にさらなるアップデートと改善を計画していると述べています。新しいOutlookがmacOSユーザーのデフォルトになる時期はまだ明らかではありません。
出典: The Verge