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写真:ミゲルアンヘル・ミケレナ/Unsplashライセンス
アップルのCEOティム・クック氏は先週、イタリアの学生グループに対し、クパチーノのテクノロジー大手で仕事を得て、それを維持するために何が必要か語った。
クック氏は、アップルは従業員と会社の成功に役立つ4つの共通スキルを持つ候補者を求めていると述べた。
アップルは採用候補者に4つの主要なスキルを求めている
クック氏はナポリのフェデリコ2世大学を訪問した際にこの発言を行った。同大学では卒業式に出席し、イノベーションに関する名誉修士号を授与され、学生との質疑応答セッションにも参加した。
CNBCなどのメディアが報じた4つの魔法の特性やスキルとは一体何でしょうか?クック氏が説明した順番にご紹介します。
- コラボレーション能力
- 創造性
- 好奇心
- 専門知識
「これは私たちにとって非常に良いやり方です」とクック氏は語った。「誰かが隅っこやクローゼットにこもって、独力で(テクノロジーの構築方法を)考え出すようなものではありません。」
クック氏は、コラボレーションは他の 3 つのスキルを組み合わせるため、非常に重要だと述べた。
「私たちが求めているのは…自分のアイデアを皆さんと共有すれば、そのアイデアは成長し、より大きく、より良くなるという根本的な感覚です」と彼は語った。「そして、この(協働の)プロセスこそが、Appleが製品を生み出す方法なのです。」
「子供らしく」質問する
同氏は、新製品の発売や既存製品の改良には創造性と好奇心を生かすチームワークが不可欠だと付け加えた。
「私たちは、異なる考え方を持つ人材を求めています。つまり、問題を見つめる際に、これまでずっとその問題がどう解決されてきたかという教義にとらわれない人材です」と彼は語った。「決まり文句ですが、愚かな質問などありません。誰かが子供のように疑問を持ち始めるのは素晴らしいことです。」
しかし、Apple の文化と労働環境については疑問が残る。
しかし、Appleの採用戦略が常に良好な職場環境を確保しているかどうかは議論の余地がある。同社は今年、Comparablyによる「職場文化が最も優れたグローバル企業」の年間ランキングから外れた。また、昨年は14位だったにもかかわらず、オフィス文化の評価は「C」だったとCNBCは報じている。
また、グラスドアによる米国の働きがいのある会社の年間ランキングでアップルは31位から56位へと25位下落し、ストレスの高さ、過酷な勤務スケジュール、ワークライフバランスの悪さなどについて従業員から否定的なレビューを多数受けていることも指摘した。