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中国最大手の通信事業者との数回にわたる実りのない協議の後、アップルは5月17日に別の通信事業者とiPhoneに関する契約を結ぶ可能性があると木曜日に報道された。
中国第2位の携帯電話会社である中国聯通は、同社とクパチーノがiPhoneの販売について協議していることを確認した。
「はい、アップル社と協議中です」と、中国聯通の幹部は中国ビジネスニュースに語った。報道によると、協議は10月から続いているという。
中国聯通の加入者数1億3000万人は中国移動の顧客415社には敵わないものの、中国第2位の携帯電話会社には切り札がある。それはiPhoneの伝送技術との互換性が高いことだ。
中国聯通は5月17日、AppleのiPhone 3Gと同じ技術であるWCDMAネットワークを開始する。Appleが最初にアプローチした中国移動は、中国が開発した規格TD-SCDMAの採用を主張している。
アップルと中国移動(チャイナ・モバイル)の18ヶ月に及ぶ交渉において、互換性のない3G技術だけが唯一の争点ではない。最近の報道によると、中国移動との交渉は、大手通信事業者がアップルの中国版App Storeの管理権に異議を唱えたことで決裂した。