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写真:Belkin/Wemo
照明の調光機能は、新たに発表されたWemo Smart Dimmer with Threadの最も目を引く機能です。メッシュネットワークを使用して、HomeKitホームオートメーションシステムへの高速で信頼性の高い接続を提供し、部屋の反対側からでも、国をまたいででも、どこからでもスイッチを操作できます。
さらに、壁の調光スイッチには中性線が必要ないため、新しい家と同じように古い家にも簡単に設置できます。
Wemo Smart Dimmer with Threadでメッシュネットワークを活用する
Apple HomeKit をサポートする調光スイッチでは、ボタンを押すだけで、または iPhone、HomePod などから Siri を介した音声で照明を制御できます。また、ホーム アプリでスケジュールを設定して、いつでも照明をオンまたはオフにすることもできます。
しかし、スマートスイッチ自体は新しいものではありません。Wemoは2018年からスマートスイッチを販売しています。Wemoのアップグレード版スマート調光器の特徴は、Threadをサポートしていることです。Threadは、デバイスを接続するための低消費電力メッシュネットワークを構築する、新しい無線規格です。各デバイスがハブと通信するのではなく、デバイス同士が通信してハブにコマンドを渡すことができます。
Threadを使えば、調光スイッチを家のHomeKitハブから離れた部屋に設置できます。コマンドを通過させるには、他のThread対応アクセサリが必要です。Threadが利用できない場合は、デバイスはBluetoothに切り替わります。
Wemo Smart Dimmer with Threadの価格は59.99ドルです。Wemoの親会社であるBelkinは現在予約受付中で、8月末までに発売予定と発表しています。Amazonでも近日中に販売開始予定です。
購入先: Belkin
スレッドはあらゆるものに入り込んでいる
これはBelkinのThread対応製品だけではありません。他には、Wemoステージシーンコントローラー、Wemoスマートプラグ(Thread対応)、Wemoスマートビデオドアベルなどがあります。
他の企業もこの新しい規格を採用しています。特に注目すべきは、Apple HomePod miniとApple TV 4KがThreadに対応していることです。また、Eve Motionセンサーもそうです。他の企業もThread対応の計画を発表しています。