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中国政府は、国民から強力な検閲の権威とみなされているにもかかわらず、最近義務付けられた厳格なインターネットフィルタリング要件の順守を回避するための余地を、Apple を含むコンピューターメーカーに十分残している。
Yahoo! Tech のレポートによると、Windows 搭載のコンピューターを製造する国内外のメーカーは、最終的には自社のマシンに物議を醸している Green Dam Youth Escort ソフトウェアを搭載して出荷しなければならなくなるが、たとえば Mac OS X や Linux 搭載のマシンはこの義務から免除されるという。
北京のアップル販売担当者は、ポルノや「センシティブな」政治コンテンツをブロックするソフトウェア「グリーン・ダム」がマックのオペレーティングシステムと互換性がないため、同地域のアップルストアで販売されるマックにはグリーン・ダムがバンドルされていないと述べた。
さらに、レノボの広報担当者は、Linux が動作する同社のコンピューターも Green Dam なしで出荷されていることを確認し、工業情報化部は Windows 以外のマシンに同プログラムを搭載することを義務付けていないと述べた。
Green Dam 開発者に関係する情報筋は、Windows 以外のプラットフォームでソフトウェアをテストしているが、OS X 対応のアップデートがいつリリースされるか、あるいはリリースされるかどうかについては言及しなかった。