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さて、これは憶測なので「S」に分類すべきですが、AppleのiPadが10月に小売大手Targetの店頭に並ぶかもしれないという噂があります。まずは憶測について、そしてこの煙の裏に火が灯っているかもしれない理由について、少し背景を説明しましょう。
テクノロジー系ニュースサイトEngadgetが入手したTargetのPDAのスクリーンショットによると、Appleのタブレット端末は10月3日に登場する可能性があるという。なぜか?この端末の価格はiPadと同じ599.99ドルに設定されており、Targetの「デジタルオーディオ」コーナーで販売される予定だ。このコーナーでは、AppleのiPodやiPadの競合であるAmazonのKindleが既に販売されている。以下はPDAの画面だ。

憶測はここまでだ。しかし、このかすかな可能性には、まだ何かがあるかもしれない。AppleとAmazonが消費者獲得のために最近打ち出した戦略は、彼らが買い物をする場所でアプローチすることだ。Barnes & NoblesのNookが書店の実店舗やTargetの棚に登場し、電子書籍リーダー市場の推定50%のシェアを獲得したのを見て、AmazonはTargetの消費者にも狙いを定めた。その後、文具店のStaplesが「今秋」にKindleの販売を開始するという情報がリークされた。TargetがiPadの販売を開始するかもしれないという噂は、Appleの潜在的な反撃かもしれない。しかし、この陳腐な言い回しが示すように、真相は時が経てば分かるだろう。
[MacRumors、Engadget]