Apple、iOS向けiPhotoで独自のマッピングソリューションを予告

Apple、iOS向けiPhotoで独自のマッピングソリューションを予告

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
Apple、iOS向けiPhotoで独自のマッピングソリューションを予告
  • ニュース
iPad上のGoogleマップ

新しくリリースされたiOS版iPhotoで、非常に興味深い事実が明らかになりました。AppleはGoogleマップを使用していないのです。より具体的には、Appleは独自のマッピング技術を用いて、この新しい写真編集アプリにマップタイルを提供しているのです。

Apple が Google マップに代わる独自のマッピング技術を開発中だという噂が何ヶ月も流れていたが、どうやらその噂は本当のようだ。

Appleは、2009年にPlaceBase、翌年にPoly9など、複数の地図関連企業を買収しています。昨年は、当時3D地図を専門としていたC3 Technologiesを買収しました。また昨年、Appleは未発表の「交通情報サービス」のためにユーザーデータを収集していたことを認めました。

スティーブン・ハケット氏が最初に発見したように、現在のiOS版iPhotoアプリは、ジオタグ付き写真のマップタイル表示にGoogleマップを使用していません。彼は、同じ場所のタイルレイアウトをGoogleマップとiOS版iPhotoで比較することで、その違いを実証しています。

iOS版iPhotoとGoogleマップに同じ場所が表示されます

この場合、AppleはiPhotoの位置情報を誤って表示しています。これは、マッピング技術が明らかにまだテスト段階にあるためです。ちなみに、Mac版iPhotoは依然としてGoogleマップを使用しています。

The Next Web が少し調べてみたところ、iOS 版 iPhoto アプリのマップデータが Apple のプライベートサーバーから取得されていることが分かりました。興味深いですね。

Googleのエリック・シュミット氏は昨年のD9カンファレンスで、AppleがGoogleとのマップサービス契約を2011年分更新したことを明らかにした。Appleが契約を再度更新するかどうか、あるいは更新する予定があるかどうかは、まだ不明だ。実際、9to5Macは、Appleが2013年のGoogleとの契約を意図的に更新していないと報じている。両社は長らく対立を続けてきたため、Appleが袂を分かちたいと考えているのも無理はない。

Appleは次期iPhoneで新しい地図プラットフォームを発表するでしょうか?可能性はあります。あるいは、この技術が今年末か2013年初頭に既存のデバイスにひっそりと導入される可能性もありますが、それは時が経てば分かります。いずれにせよ、Googleマップは長くは続かないでしょう。

最新情報:ジョン・グルーバー氏によると、Appleは依然としてGoogleマップを使用しているとのことですが、意見は分かれています。いずれにせよ、AppleはiOS版iPhotoで独自のマッピング技術を使っているようです。

[teaser-top]Google マップは廃止されるのか?[/teaser-top]