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写真:Apple
Appleは、Macのプロセッサ能力を限界まで引き上げるmacOSの新たなソフトウェア機能を開発中です。9to5Macが最新のmacOS Catalinaベータ版で発見した情報には、新しい「プロモード」に関する記述があります。プロモードの仕組みの詳細は依然として不明ですが、数行のコードから、MacBookでのみ利用可能になる可能性が示唆されています。
Appleは、2019年末に発売された新型Mac Proと、キーボードが改良された新型16インチMacBook Proにより、プロ向けのツール開発に改めて注力しています。外出先でのパフォーマンス向上機能の追加は、Appleのプロ向けツール群の成長をさらに加速させる大きな力となるでしょう。
「プロモード」とは何ですか?
プロモードに関連するコード文字列を見ると、ユーザーがオン/オフを切り替えられることが示唆されているようです。この機能の説明文には、「アプリの動作速度は向上しますが、バッテリー駆動時間が短くなり、ファンの騒音が大きくなる可能性があります」と警告されています。このような機能は、MacBook Proをメインマシンとして使い、普段は電源コンセントに接続している人にとって非常に便利かもしれません。
プロモードでは、プロセッサが高速、あるいはオーバークロックされ、ファンも最大回転数で動作する可能性があるようです。この未発表機能に関する他の情報では、Macのファン速度制限を無効にして通常の速度に戻すと記載されています。
プロモードは、16インチMacBook Proと、同じ熱設計を持つ他のMacBook Pro(近日発売予定)でのみ利用可能になる可能性があります。ただし、新型MacBook Proは間もなく登場する可能性があります。ユーラシア経済委員会のデータベースに最近掲載された情報によると、Appleは13インチMacBook Proを開発中である可能性があります。