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写真:Adrian Korte CC
Appleは、China UnionPay(中国銀聯)と予備合意に達し、UnionPayのPOSネットワークを通じて中国でApple Payを導入することになった。
この契約は、Apple Payが2016年2月までに中国に導入されるという今週の報道に基づくもので、UnionPayと中国の銀行が、AlibabaやTencentなどのサードパーティ決済サービスに対抗するのに役立つだろう。
これはAppleにとっても素晴らしいニュースとなるだろう。なぜなら、これによりApple Payが中国国内の500万台のUnionPay POS NFC端末で利用できるようになるからだ。
ティム・クックCEOがApple Payを「最優先事項」と位置付けているにもかかわらず、中国への導入は遅れている。最大の難題は、これまでApple Payの取引ごとにAppleが請求する金額について、Appleと中国の銀行双方が納得できる金額を交渉できなかったことだ。
Apple が克服すべき規制上のハードルはまだあるが、Apple Pay は今後数か月以内に世界最大の市場の一つに導入される予定だ。本日我々が報じたように、世界中の銀行の不安をさらに高めることは間違いないだろう。
出典:ブルームバーグ