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写真:Ste Smith/Cult of Mac
新たな報道によると、AppleはiPhone Xの生産目標を半分に削減したとのことだ。
1月からの3ヶ月間、Appleは四半期中に4,000万台の携帯電話を製造する計画だったと報じられている。同社は現在、米国、欧州、中国における「年末商戦の売上が予想を下回った」ことを踏まえ、約2,000万台を目標としている。
報告書は予測の根拠を明示していないものの、今回の削減はアップルに部品を供給するメーカーに「ドミノ効果」をもたらし、メーカー全体で数十億ドル規模の影響を与える可能性が高いと指摘している。
報告書によれば、OLED iPhone Xの比較的成功の少なさにより、Appleはより高価なOLEDディスプレイをできるだけ早く展開することに躊躇する可能性があり、ディスプレイメーカーによるLCDからOLED技術への移行も遅れる可能性がある。
アップルは、iPhone 8、8 Plus、7などの低価格モデルについて、総生産台数3,000万台という目標を維持すると予想される。
需給
iPhone Xの需要が予想を下回ったという報道は、少々意外でした。当初は、次世代端末の需要により、発売時期には供給が著しく制限され、2018年に入ってからも需要とバランスが取れる可能性は低いと予想されていました。
当初、Apple は需要に合わせて供給を調整することで需要管理をうまく行い、2017 年末までに iPhone X の全モデルで翌日配送を実現したと思われていた。
しかし現時点では、この端末の販売が(おそらく価格のせいで)Appleの期待ほど伸びていないという点で、大方の意見が一致している。しかしアナリストたちは、これがAppleの2017年第4四半期の記録的な利益達成を阻むとは考えていない。
出典:日経新聞