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写真:ベン・スタンフィールド/Flickr CC
車のナンバープレートを持つことを拒否したり、人生の最後の10年間は毎日同じ「制服」を着るなど、スティーブ・ジョブズには確かにかなりの個人的な特異性がありました。
Adobe のシニア ディレクターである Arno Gourdol 氏はMediumの記事で、ジョブズ氏が Apple ID を持ち歩くことを絶対に拒否したという点をリストに加えています。
テクノロジー業界で最も有名な人物の一人であるジョブズ氏の存在は、もちろん誰もが知っている。しかし、Apple IDバッジの携帯を拒否したことには、それなりの問題が伴った。というのも、AppleではIDバッジは自動ドアの開錠に使われており、社内のあらゆるドアを開けられるIDカードを持っているApple社員はごくわずかだったからだ。
つまり、部署から部署へと飛び回る仕事だったジョブズは、行きたい場所に何度も出入りできなかったということです。ゴードル氏は次のように述べています。
スティーブはキャンパス内のどこへ行くにも付き添いが必要です。建物を隔てる鍵のかかったドアを開けるためのアクセスカードの1枚を持ち歩くことを拒否しているのです。理由は誰にも分かりませんが、おそらくこの奇行には何か理由があるのでしょう。
私自身もAppleの社員から似たような話を聞いたことがあります。著書『The Apple Revolution』を執筆していた頃、あるAppleのエンジニアが、スティーブは開けてほしいドアをノックするだけで、人々は駆け寄って彼を迎え入れようとしたそうです。「Appleでそんなことを許されたのは彼だけだった」と言われたそうです。「彼は気にしていなかった。自分にはルールは適用されないと思っていたんだ」
ある程度、彼らは本当にそうしなかった。
出典: Medium