アップルのクックCEO、中国が新型コロナウイルスを制御できていると「楽観的」

アップルのクックCEO、中国が新型コロナウイルスを制御できていると「楽観的」

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アップルのクックCEO、中国が新型コロナウイルスを制御できていると「楽観的」
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CEOティム・クックの写真(Fox Businessより)
自撮り棒はあまり使わない。
写真:Fox Business

アップルのティム・クックCEOは、中国が新型コロナウイルスの流行を抑制し始めていることに「楽観的」だと述べた。

クック氏はまた、検疫や渡航制限により停滞していたデバイスの生産が現在「増産モード」にあると述べた。

クック氏のコメントは、水曜日にFOXビジネスのスーザン・リー氏とのインタビュー中になされた。

「中国は新型コロナウイルスを抑制しつつあるように感じます」とクック氏は述べた。「数字を見れば、感染者数は日に日に減少しています。ですから、私は非常に楽観的です」

クックCEOの楽観的な発言は、株主との会合の翌日に出たもので、同CEOはそこで現状を「非常に変化の激しい状況」であり「課題」だと説明した。今月初め、アップルは投資家に対し、ウイルスが中国事業に与えた影響を考慮し、3月期の売上高予測は達成できないと発表していた。

FOXビジネスとのインタビューで、クック氏はリー氏に対し、アップルはiPhoneの部品を世界中から調達しており、その中には世界のiPhoneのほとんどが組み立てられている中国も含まれていると指摘した。

「中国で生産されている部品について言えば、工場は再開しており、操業再開に必要な条件をクリアすることができました」とクック氏は述べた。「工場は生産を段階的に増やしています。ですから、これは正常化に向けた第3段階だと考えています。そして、私たちは生産拡大モードの第3段階にいます」

現在COVID-19と名付けられているコロナウイルスは、主に中国で2,800人以上の命を奪い、約83,000人を感染させている。

Appleは、中国における製造業と豊富な部品サプライヤーネットワークに大きく依存しています。ウイルスの影響で、当初は中国の工場とApple Store全42店舗が閉鎖されました。しかし、日を追うごとに多くの工場が従業員の稼働能力を回復させているとの報告が相次いでいます。現在では、店舗の半数以上が営業を再開しています。