Appleがジェスチャーコントロールでシートベルトを刷新

Appleがジェスチャーコントロールでシートベルトを刷新

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Appleがジェスチャーコントロールでシートベルトを刷新
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プロジェクトタイタンのシートベルト
洗練されたシートベルトのシンプルな図。
写真:Apple/USPTO

プロジェクト・タイタンでは、運転者の手からハンドルが奪われるかもしれないが、車の制御はシートベルトを指で示すのと同じくらい簡単になるかもしれない。

アップルは、エンターテイメントシステムを調整したり自動運転車のさまざまな機能を操作したりするために手のジェスチャーを感知する表面を備えたスマートシートベルトの詳細を記載した申請書を米国特許商標庁に提出した。

スマートシートベルトはまず第一に、乗員の安全を確保します。しかし、ベルトの体側とは反対側にタッチ式または触覚式の通信機能を搭載すれば、手の動きを読み取り、手の届かない場所にある、あるいは一時的に道路から目を離してしまうような場所にある車内の操作部と接続することが可能になります。

タイタン計画:シートベルト

プロジェクト・タイタンは、Appleが今後10年間で自動運転車の実用化を牽引する主要プレーヤーになりたいという意向を示すものです。Appleが自社開発の自動運転車を開発中だとする報道もあれば、ソフトウェア開発に深く関与し、既存の自動車メーカーと提携する可能性があると推測する報道もあります。

いずれにせよ、スマートシートベルトのコンセプトは、自動運転車の内部の興味深い一面を見せてくれます。

Appleのアプリケーションによると、「感知されたタッチやジェスチャーは、車両の機能やアメニティを含む車両システムの制御に使用できます」とのことです。「保護された乗員は、ジェスチャー感知デバイス上またはその近くで、事前に定義された方法でタップ、スワイプ、またはジェスチャーすることで、窓の高さ、座席の位置、ラジオの音量などの車両機能を実行できます。同様に、感知されたタッチやジェスチャーは、車載デバイスを制御または操作するために使用でき、着信電話の応答や拒否、マルチメディアプレーヤーの操作といった機能を実行できます。」

一連のマイクで音声入力も可能で、運転席側のベルトにはおそらく車のコントローラーに固有のコントロールが搭載されるだろう。

USPTOがAppleに特許を付与したとしても、その技術が未来の自動運転車に搭載される保証はない。

出典:Apple Insider