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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
ティム・クック氏は、Apple Payを中国に導入することを優先事項の「最優先事項」と述べており、今やついにその目標を達成しようとしているようだ。
新たな報道によると、Appleが中国の4大国営銀行と契約を結んだことを受けて、2月初旬までにApple Payが中国で開始される見込みだという。
この取引の仲介が遅れたのは、AppleがApple Payの取引から得る利益の額が問題となった。米国では、Appleはクレジットカード取引全体の0.15%、デビットカード取引1件につき0.5セントの手数料を得ているが、中国ではこの状況が異なる可能性がある。
規制上のハードルを乗り越え、必要な許可を取得する必要があるため、まだ契約は成立していないが、これはアップルにとってこれまででアップルペイ契約に最も近いものであり、これによりアップルは中国のアリババが運営するオンライン決済プラットフォームのアリペイや国営の銀聯などのライバルサービスと衝突することになる。
同地域での実店舗の展開が続いていること、そして前四半期に中華圏でのアップルの売上が実質的に倍増したという事実を合わせると、中国が米国を追い抜いてアップル最大の市場になるというティム・クックの予言は実現に近づいているようだ。
出典:ロイター