Oligur

かつて、あるレストランで唯一のウェイターとして働いていた時のことです。レジは木製のシガーボックスとカシオのソーラー式電卓だけでできていました。私は正直者で、シェフはオーナーも兼ねていたので、それで十分でした。しかし時代は変わり、今では昔ながらの杉板のレジに代わる現代的なレジが登場しました。「キャッシュボックス」と呼ばれるこのレジは、美しい竹で作られ、まるで高校の工作で作ったような、まるで醜悪なニス塗りが施されています。

キャッシュボックスは、iPadと現金・クレジットカード決済用のハードウェアを木製のケースに収めただけのものです。上部のクレードルにiPadを収納し、サインが必要な時には顧客の方に向けることができます。サインといえば、Squareのクレジットカードリーダーも内蔵されています。

Visa に何パーセントかを支払うのではなく、すべての金額を販売者に渡したい人のために、このボックスは業界標準ハードウェアの Vasario 1416 APG キャッシュ ドロワーとも互換性があり、Star TSP 650 レシート プリンター (どうやら業界標準) も内部に押し込むことができます。

美しいテクノロジーを古風な竹箱の中に隠すにはいくらかかるでしょうか? 900 ドルですから、古い葉巻箱を使うのはかなり賢明な選択のように思えます。

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出典：The Giz