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Appleのエンジニアになることは、現在テクノロジー業界で利用可能なキャリアの中で最もエキサイティングなキャリアの一つと言えるでしょう。しかし、入社1週間でiPhone 5の開発に携われるとは期待しないでください。クパティーノを拠点とするこの企業は秘密主義に非常にこだわりがあり、新入社員は情報を漏らさないと信頼されるまで、何ヶ月も「偽造」デバイスの開発に取り組まされるのです。
この話は、アダム・ラシンスキー氏が最近出版した書籍『Inside Apple 』に掲載されたもので、元Apple社員によるものです。この話は、LinkedInが主催したラシンスキー氏へのインタビューで確認されており、以下の動画でご覧いただけます。
httpv://www.youtube.com/watch?v=jmUhZ6wt3Oo
元アップル社員は次のように明かした。
Appleのシニアエンジニアをしている友人がいますが、彼はキャリアの初期段階で偽造品の開発に携わっていた(というか携わっていた)はずです。そして9ヶ月間も面接を受けていました。本当に過酷な仕事です。
新入社員に、本来市場投入を意図していない偽造品の開発に従事させるのは、ある意味、莫大な資源の無駄遣いのように思えます。しかし、970億ドルの資金を持つ企業にとっては、そんなことは大した問題ではないでしょう。
スタッフはまた、ティム・クック氏には大統領になる素質があると信じているとも述べた。アップルの社長ではなく、アメリカ合衆国の大統領だ。
[Business Insider経由]