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写真:Delete/Flickr CC
アップルは、ギャング生活に巻き込まれる危険があるロンドンの子供たちに機会を提供したいと考えている。
市役所と提携した新しい「Made in LDN」プログラムでは、若者にコーディング、音楽制作、映画制作のワークショップを無料で提供します。
これらの隔週セッションはApple Storeで開催されます。これは、ロンドン市長のYoung Londoners Fundが選定した、コミュニティ志向のプログラムの一つです。このプログラムには、コミュニティアートプロジェクトを運営するArt Against Knivesや、クロイドンのCity Listeners(ライフスキルを教える団体)などのコミュニティ団体も参加しています。
「この夏、若者たちに前向きな機会を提供するために、私はできる限りのことをする決意です」と、ロンドン市長のサディク・カーンは述べた。「だからこそ、Appleと協力し、若者たちが明日の仕事に必要なスキルを身に付け、夏休み中に建設的で安全な活動ができるよう支援する一連のプログラムに携われることを嬉しく思います。」
アップルの欧州小売部門責任者ウェンディ・ベックマン氏は、アップルの取り組みは人々が「新たなスキルを解き放ち、ロンドンの創造的な声を増幅させるプラットフォームを作る」のを支援するために設計されていると述べた。
これは、ロンドンで犯罪が増加している時期、特にギャング関連の犯罪が増加している時期に起きた。昨年、英国の首都ロンドンでの殺人事件は132件に達し、過去10年間で最多となった。今年に入ってからも既に56件以上の殺人事件が発生しており、その多くは刺傷事件である。
今日のApple
「Made in LDN」プログラムは、Appleの「Today at Apple」プログラムの一環です。これらの無料講座は、世界中のApple Storeで開催されます。
しかし、Appleは支援を必要とするコミュニティにもこのプログラムを拡大しています。例えば、今年初めには、カリフォルニア州の非営利団体Dream Corpsと提携し、「過小評価されている背景を持つ男女がテクノロジー分野で成功を収められるよう」支援しています。
Appleが「Made in LDN」と同様のプログラムを世界各地で展開してくれることを期待しています。結局のところ、このようなワークショップから恩恵を受ける都市は数多くあるのですから。
「Made in LDN」はロンドン在住の若者を対象としています。ご興味のある方は、7月31日から始まる店内セッションにお申し込みいただけます。
出典:スタンダード