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人生における成功の80%が出席することだとしたら、Appleの取締役会はそれを実現していると言えるだろう。
ロイター通信が発表した米国企業の役員報酬ランキングで、アップルは3位にランクインした。2008年には、7人の取締役が5回の取締役会に出席し、1人あたり63万3000ドルを受け取った。
つまり、スティーブ・ジョブズがテーブルの先頭で指揮を執る一方で、取締役たちが会議室に座り、(一部の人によると、提供されたペストリーをつまみ食いするだけという)何もせずに会議一回あたり12万7000ドルを費やすことになる。
これはサウスカロライナ州グリアとフロリダ州ペンサコーラの住宅価格の中央値だ。(もちろん、どちらの場所もアップルの取締役アル・ゴアが会議費用を不動産につぎ込む可能性は低いが、少し状況を説明するとこうなる。)
上位2社は、世界的な石油・掘削会社であるネイバーズと、ロボット医療機器メーカーであるインテュイティブ・サージカルが占めており、同社は昨年、7人の社外取締役に平均69万7000ドル、1回あたり約13万9000ドルを支払った。
ロイター通信によると、インテュイティブ・サージカルとアップルの株価は2009年に2倍以上に上昇した。両社とも取締役への報酬の大部分はストックオプションで支払われており、最近の業績を踏まえると、ストックオプションの価値は特に高まっている。
アップルの広報担当者はコメントを控えた。
ロイター経由