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写真:ジェームズ・ヤレマ/Unsplash CC
App Storeの開設当初から、一部の開発者はAppleの意思決定が不透明だと批判してきました。Appleはこれらの主張に同意していないようです。
Epic Gamesをはじめとする企業がオーストラリアの反トラスト当局に提出した正式な苦情に対し、Appleは自社の審査プロセスを擁護した。審査プロセスは遅くて対応が難しいどころか、迅速に処理され、必要な情報はすべて迅速かつオープンに提供されていると主張している。
アップルは批判に驚いている
Appleは書簡の中で、「開発者がAppleのアプリ審査プロセスについて正当な懸念を抱いていると聞いて驚いている」と述べ、審査プロセスが円滑に機能するよう「開発者との連携に多大な時間とリソースを投入している」と続けている。
Appleは、提出されたアプリの73%を24時間以内に審査すると発表しています。アプリが却下された場合、Appleは詳細なフィードバックを提供します。また、開発者はApp Store Connectを通じて、アプリを審査したAppleチームのメンバーと連絡を取ることができます。開発者が異議を申し立てたい場合は、幅広い上級アプリ審査担当者に異議を申し立てることができます。審査担当者はアプリを再審査し、開発者に回答を提供します。
Appleは次のように続けている。
アプリの申請・管理、登録・メンバーシップ、分析といったトピックに関するお問い合わせを希望する開発者向けに、世界規模の電話サポートラインを運営しています。このサポートラインは、Apple App Storeが展開されている175カ国すべてで利用可能で、平均して週1,000件の問い合わせに対応しています。
App Store運営の課題
AppleがApp Storeで大変な仕事をしていることは誰も否定できないでしょう。例えば携帯電話会社とは異なり、Appleは不適切なコンテンツをホストしていることで批判を受ける可能性があります。また、世界中のさまざまな法律や要求に従いながら、自社のコアバリューを損なうことなく意思決定を行う必要があります。さらに、App Storeを誰もが楽しめる場所にするために努力しなければなりません。理想的には、不必要な検閲をしすぎないようにしなければなりません。そして、支払いから手数料を徴収することを要求していることで、ますます批判されています。
Appleは、手数料を半減させるなど、批判に対処するための措置をいくつか講じてきました。しかし、今回の回答からもわかるように、Appleは戦わずして譲歩するつもりはありません。
あなたは開発者ですか?Appleとのやり取りはいかがでしたか?対応は簡単でしたか、それとも大変でしたか?ぜひ下のコメント欄で教えてください。