コンセプト:Apple TVの新しい「Magic Mouse」リモコン

コンセプト:Apple TVの新しい「Magic Mouse」リモコン

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コンセプト:Apple TVの新しい「Magic Mouse」リモコン
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親愛なる友人のグラハム・バウアーは、時折、Apple製品の素晴らしいモックアップを送ってくれます。彼の最新作は、次期Apple TVがテレビにメディアをストリーミングできる99ドルのiPhone OS搭載デバイスになるという最近の噂への直接的な回答であり、「タッチスクリーンなしでマルチタッチOSをどうやって操作するのか?」という疑問に答えています。

答えは、リモコンをタッチスクリーンにすることです。グラハム氏の構想では、Appleは新型Apple TVにMagic Mouseに似たリモコンと加速度計を内蔵して出荷する予定です。

Apple TVのリモコンのアイデアについては、以前から検討してきました。一見すると素晴らしい解決策のように思えますが、問題があります。このようなデバイスが機能するには、iPhone OSに何らかのポインターを導入する以外に方法がないのです。入力デバイスとは別のディスプレイでマルチタッチを動作させるには(つまり、グラフィック要素が表示されている画面に直接触れていない状態でマルチタッチを動作させるには)、自分の「指」がどこにあるかを示す何らかのアイコンが必要です。

もちろん、AppleはApple TV版のiPhone OSへのポインターを導入することもできるだろう…しかし、それはオペレーティングシステム(OS)にとって忌み嫌われる行為のように思える。一体何のために?iPhoneアプリがiPadのディスプレイに拡大表示された時の見栄えの悪さを考えてみよう。そして、それが52インチのプラズマテレビに拡大されたらどうなるか想像してみてほしい。いずれにせよ、Apple TVアプリは、拡大された(そして大きく異なる)画面を最大限に活用するために再プログラムする必要があるだろう。ならば、なぜApple TVアプリは、より間接的なユーザー入力方法を受け入れるようにプログラムされないのだろうか?

グラハムのアイデアは素晴らしいと思います。Appleはおそらく次期Apple TVでも同様のソリューションを採用するでしょう。しかし、Appleは最終的には次期Apple TV向けのアプリを独自のものにし、iPhoneやiPadとは大きく異なるインターフェースを採用する必要があるでしょう。もし次期Apple TVが本当にiPhone OSデバイスになるのであれば、初代Apple TVのOS X LiteがTiger本体から分岐したのと同じくらい、OSの大きな分岐となるでしょう。