
iPhone 5cのカラフルなデザインは気に入っていたけれど、画面が小さくスペックも古めかしいと感じていたなら、Meizuの最新スマートフォンはまさにうってつけかもしれません。M1 Noteと呼ばれるこのスマートフォンは、iPhone 5cと見た目はそっくりですが、サイズがはるかに大きく、スペックも優れており、契約なしでも200ドル以下で購入できます。
M1 NoteはiPhone 5cと全く同じカラーバリエーション(グリーン、ピンク、ホワイト、イエロー、ブルー)で展開され、Meizu史上最も安価なスマートフォンです。中国ではわずか999元(約160ドル)から購入できます。しかし、エントリーレベルの端末というイメージとは程遠いものの、そのスペックは驚くほど充実しています。
iPhone 6 Plusと同様の5.5インチ1080pディスプレイに加え、M1 Noteは8コア64ビットMediaTek MT6752プロセッサ(1.7GHzクロック)、Mali-T760 GPU、2GBのRAMを搭載しています。また、背面にはf/2.2の13メガピクセルカメラ、前面には5メガピクセルカメラ、そして3,140mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
比較すると、Apple の iPhone 5c は、1136×640 解像度の 4 インチ ディスプレイ、1.3GHz で動作する 32 ビット A6 プロセッサ、わずか 1GB の RAM、8 メガピクセルの背面カメラを備えています。

M1 Noteの数少ない欠点の一つは、microSDカードスロットがないこと。そのため、モデルによってストレージ容量は16GBか32GBしか選べません。ただし、デュアルSIMカードスロットを搭載しているので、2つのSIMカードを同時に使い分けることができます。
このデバイスは、Android 4.4.4 KitKat を大幅に改良したバージョンである Meizu 独自の Flyme 4.1 オペレーティング システムを搭載しており、まず中国で発売され、その後 2015 年 1 月後半に欧米で発売される予定です。
確かに、M1 NoteはiPhone 5cの明らかな模倣品だ。スピーカーとマイクの穴が下端に配置されていることさえ、その通りだ。だが、少なくとも良い端末であることは間違いない。わずか160ドル、あるいは32GBオプションなら190ドル(1,199元)で、iPhone 5cをはるかに凌駕するスペックを備えた非常に高性能なデバイスが手に入るのだ。