Alfred 2.0はMacで複雑な検索を行うための強力な新しい「ワークフロー」を搭載

Alfred 2.0はMacで複雑な検索を行うための強力な新しい「ワークフロー」を搭載

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Alfred 2.0はMacで複雑な検索を行うための強力な新しい「ワークフロー」を搭載
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Alfredアプリ

Alfredは、Macで広く愛用されているキーボードショートカットユーティリティです。3回のキー操作でアプリを起動したり、接続されたディスクを素早く取り出したりと、あらゆる操作が可能です。

Alfred 2.0が開発中とのことで、ファンの皆様にはきっと喜んでいただけるでしょう。まもなく、魅力的な機能を満載した全く新しいバージョンのアプリがリリースされます。プライベートベータ版は2013年初頭に配信される予定で、Alfredの開発陣はすでにバージョン2.0のティーザーを公開しています。

Alfred の Andrew Pepperrell 氏は、アプリの公式ブログに次のように書いています。

Alfredは発売からほぼ3年が経ち、トップダウン方式で開発され、その歴史の中で多くの素晴らしい新機能が追加されてきました。しかし、時が経つにつれ、Alfredの設定を新規ユーザーにとって使いやすく、親しみやすいものに維持することがますます困難になってきました。

約 1 年前、大きな変更を行う時期が来たと判断しました。大きな変更とは、Alfred のアーキテクチャをまったく新しい基盤で根本から再考し、その上にすべての機能を構築することです。そこで、ワークフローの計画を始めました。

新しいAlfredには、「ワークフロー」と呼ばれる強力な機能が搭載されます。ペッパーレル氏はワークフローを「トリガー、入力、アクション、出力を組み合わせ、非常に便利なものにすることができる」と説明しています。

Alfred 2.0の環境設定で、様々なワークフローを作成し、組み合わせることができます。例えば、ある映画を見るかどうか迷っている場合、Alfredに「映画 ダークナイト ライジング」と入力するだけで、YouTubeの予告編、IMDBのページ、そしてRotten Tomatoesでその映画を検索したページがブラウザで自動的に開きます。Cult of Macで仕事をするために必要なSafariのタブをすべて開くワークフローを作成できるのも、想像に難くありません。可能性は無限大です。

Pepperrell 氏は、Workflows を Google の Web 検索などのサービスと統合する方法も示しています。

「suggest」というキーワードを使うと、スクリプトフィルターを使ってGoogleサジェストの検索結果がAlfredに返されます。これはv2の新機能で、非常に強力なものです。開発者は結果をAlfredに動的に返すことができます。欲しい結果を見つけたら、リターンキーを押してGoogle検索を実行します。そして、Growlに通知が送信され、候補がクリップボードにコピーされます。

あるいは、「g」というキーワードを使ってGoogleウェブ検索を起動することもできます。Cmdキーを押しながらReturnキーを押すか、Cmd + Alt + Gホットキーを使うと、Chromeでウェブ検索が開きます。

これらは、新しいワークフローで作成できるもののほんの一例であり、ワークフローで実行できることのほんの一部にすぎません。

Alfred 2.0のプレビューは、今後数週間のうちにアプリのブログに掲載される予定です。新しいアプリがリリースされ次第、ぜひ使ってみたいですね。

Alfredの現在のバージョンは無料でダウンロードできますが、15ポンドでPowerpackを購入すると、多数の追加機能が利用できるようになります。また、アプリのポテンシャルを最大限に引き出すためのオンライン拡張機能ライブラリも用意されています。

出典:アルフレッドのブログ