AppleはSiriをより会話的にするエンジニアを募集している

AppleはSiriをより会話的にするエンジニアを募集している

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AppleはSiriをより会話的にするエンジニアを募集している
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スクリーンショット 2011年12月6日 午後4時51分32秒

AppleはSiri UIエンジニアの求人を2件新たに公開しました。これらのポジションは主にSiriの画面上の会話ビューの改善に重点を置いていますが、求人内容には、Appleが音声アシスタントAPIのさらなる活用を検討していることを示唆するヒントもいくつか含まれています。

The Next Webが報じているように、AppleはSiriの会話ビューUIの開発を支援する人材を求めています。ジェネラリスト・アプリケーション開発者のポジション2つのうち1つには、SiriのAPI開発も含まれる予定です。

SiriのUI実装チームに加わっていただけるエンジニアを募集しています。主に会話ビューとその様々なアクションの実装を担当していただきます。これには、ダイアログを直感的に操作できるシステムの定義も含まれます。これは、動的で複雑なシステムにおける多くの微妙なUI動作に関わる作業です。コードのクライアントが複数存在するため、明確なAPIを構築・サポートできる能力が求められます。

その他の職務内容:

SiriのUIを実装するチームに加わっていただけるエンジニアを募集しています。主に、会話画面に表示されるコンテンツの実装を担当していただきます。この業務は多岐にわたります。Siriが連携するあらゆるアプリケーションを取り上げ、その基礎部分を徹底的に分析し、SiriにふさわしいテーマでアプリケーションのUIを実装します。OSの中に小さなOSが埋め込まれていると考えれば、その範囲がお分かりいただけるでしょう。

AppleがSiriと連携すべきサードパーティ製アプリのまとめ記事で述べたように、開発者はSiriのAPIにアクセスできません。Appleはこの新しい職務において、サードパーティの「クライアント」と協力してSiri APIの配布を支援することを示唆しているのかもしれませんし、Apple社内のチーム間での社内作業を指しているのかもしれません。

現在、Siriが連携しているサードパーティサービスは、Wolfram Alpha、Yelp、Wikipediaのみです。Appleは、Siri APIを他の開発者にいつ公開するか(あるいは公開するかどうか)について、まだ発表していません。