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AppleのiWatchがウェアラブル技術市場に参入するという公式発表はまだないかもしれないが、アナリストたちがiWatchに大きな期待を寄せるのを止めるつもりはない。
最新の予測は、モルガン・スタンレーのケイティ・ヒューバティ氏によるもので、同氏は、まだ発表されていない製品の売り上げを牽引するアップルに対するブランドロイヤルティの「ハロー効果」により、iWatchは発売初年度に3,000万~6,000万台の販売を達成できる可能性があると示唆している。
ヒューバティ氏は自身の予測を説明するためにいくつかの異なるシナリオを考案した。
彼女の「基本シナリオ」では、iWatchはiPhoneの軌跡を踏襲する。つまり、初年度に1台300ドルで3000万台を販売する。これにより90億ドルの追加収益が生まれ、Appleの最終利益は約49セント増加することになる。
ヒューバティ氏の「強気シナリオ」では、iWatchの普及はiPadの普及に続き、Appleは年間6000万台を販売すると予想しています。これが実現すれば、ヒューバティ氏は来年の今頃にはAppleの株価は1株あたり132ドルに達すると予想しています。
最後に、彼女の極めてありそうもない「弱気シナリオ」では、iPhone の売上が急落し、ウェアラブルに対する一般大衆の関心は薄れ、Apple の株価は 74 ドルに下落し、おそらく私は別の仕事を探すことになるだろうと予測されています。
ハバティ氏はあらゆる結果を報道しているようだが、iWatchがiPhoneやiPadに匹敵するAppleの勝利をもたらす可能性があると示唆したアナリストは彼女が初めてではない。最近、USBアナリストのスティーブン・ミルノビッチ氏は、iWatchがiPadの初期販売台数に匹敵する可能性があると示唆した。2015年度には2,100万台、翌年にはさらに3,600万台を販売する見込みだ。もしこれが事実なら、iWatchはAppleのiOS新製品ラインの中でこれまでで最も速いペースで売れる製品となるだろう。
(比較すると、iPadは初年度に1,950万台を販売し、2年目には4,760万台に増加した。)
もちろん、製品が登場するまでは誰も確かなことは分からないが、アナリストたちが、大成功を収めた iPhone や iPad について語っているのと同じ論調で iWatch について語っているという事実は、Apple の株価にとって良いことしかない。
出典:フォーチュン