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写真:John Hoey/Ste Smith/Cult of Mac
アップルは、アイルランドのアセンリーに建設予定の8億5000万ユーロ(9億6000万ドル)規模のデータセンターに関する公聴会に臨む予定だ。同データセンターは同社にとって欧州で最大のプロジェクトの一つで、2017年に開設が予定されている。
Apple Music、App Store、iMessage、マップ、Siriの基盤となるこのデータセンター建設計画に関する公聴会は、アイルランドの地方自治体による計画決定に対する控訴を裁定する独立法定機関であるAn Bord Pleanálaが担当する。
アップルが提案する開発には、1階建てのデータセンター、物流・管理棟、セキュリティユニットが含まれる予定。
このデータセンターは、同社にとってこれまでで最も環境に配慮した施設となり、開設初日から100%再生可能エネルギーで稼働します。このプロジェクトの一環として、Appleはかつて外来種の樹木の栽培と伐採に使用されていた土地を再生し、在来種の樹木を復活させます。さらに、地元の学校のための屋外学習スペースと、地域社会のための遊歩道も整備されます。
では、一体なぜこんな騒ぎになっているのでしょうか?実は、Appleは9月にこの施設の建設許可を得ていたにもかかわらず、その後、リシーンカイルやアセンリー・ゴルフクラブの住民を含む様々な団体から異議申し立てを受けています。
反対の理由は、交通渋滞や敷地入口の位置、そしてこの地域のコウモリの個体数に及ぼす影響への懸念によるものと思われる。
それでも、Apple社は、このプロジェクトに対する反応は概ね「圧倒的に好意的」だったと述べ、未解決の問題があれば同社が対処するとしている。
出典:ゴールウェイベイFM