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写真:Apple
Appleは来年からiPhoneのApple Mapsに広告を表示すると報じられています。同社は今後数年間で広告事業からの収益拡大を目指しています。
Appleは現在、App Store内や、Apple NewsやStocksなどの特定のアプリ内に広告を表示しています。
来年からAppleマップの検索結果に広告が表示されるようになる
クパチーノを拠点とする巨大企業Appleは、Appleマップ内に従来の広告を表示しません。代わりに、現在Google検索結果で見られるものと同様の有料検索結果が表示されます。アプリ開発者は、特定の検索語句で検索結果の上位に表示されるようAppleに料金を支払うことができます。この検索広告は、Appleが既にApp Storeの検索結果に表示しているものと同様のものになります。
ブルームバーグのニュースレター「Power On」で 、マーク・ガーマン氏は、AppleがAppleマップに検索広告を導入するための「エンジニアリング作業」を開始したと述べています。ガーマン氏は、同社が来年から検索広告を導入すると考えています。
アップルは広告からより多くの収益を得たいと考えている
今年7月、AppleはApp Storeの「Today」セクションに広告掲載を開始すると発表しました。開発者はAppleに料金を支払うことで、自社のアプリを「Today」画面に掲載できるようになります。これは、iPhoneとiPadユーザーがApp Storeを開いた際に最初に目にする画面です。Appleはアプリ一覧にも広告を表示する予定です。
Appleの従業員たちは、App Storeで広告を提供すべきかどうか、そしてそれがAppleのメッセージに反するかどうかについて議論を重ねてきました。現在、App Storeの広告は検索セクションに限定されています。
Appleの広告事業は現在、年間40億ドルの収益を上げています。同社は今後数年間でこれを年間100億ドルに増やすことを目指しています。そして、この目標を達成するための最良の方法は、ファーストパーティアプリ内で広告を表示することです。