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写真:MISHO
ロンドンを拠点とするMISHOのジュエリーデザイナー、スハニ・パレック氏は、AirPodsに装着して耳から落ちないように設計されたイヤリングを制作した。
「このイヤリングは、通常のイヤリングと同じように、裏側とポストで装着できます」とパレク氏はCult of Macに語った。「イヤリングを外すことなく、AirPodsを一日中付け外しできるように設計されています。」
パレク氏によると、このイヤリングのコンセプトは、AirPodsの落下防止という現実的な問題を解決しつつ、AirPodsを装着しなくてもスタイリッシュに見えるイヤリングを作ることだったという。デザインは「ペブルポッド」、「ミニマル/アクティブ トールポッド」、「ミニマル/アクティブ タイニーポッド」の3種類。価格はスタイルによって40ドルから100ドルとなっている。
「ペブルポッドはスターリングシルバーで手作りされ、22金メッキが施されています」とパレク氏は述べた。「彫刻的なデザインで本格的なスタイルを主張するものから、仕事で忙しい日、長距離ランニング、ジムでの激しいワークアウトに最適なミニマルなアクティブウェアまで、あらゆるシーンにぴったりの製品が揃っています。」

写真:MISHO
ファッションとハイテクの世界が出会う
これを読んでいる人全員が、AirPod対応のイヤリングを探しているわけではないだろう。(とはいえ、今は2020年。どんな見た目にするかは自由だ!)しかし、Pebble Podsは、Appleの大ヒット製品AirPodsがファッションやジュエリーの世界にも進出しつつあることを如実に示している。
ジョナサン・アイブがApple WatchでAppleをハイファッションの世界に引きずり込もうとした時、多くの人が嘲笑しました。今日では、そうした発想はAppleのウェアラブル製品のマーケティングからほぼ消え去っています。しかし、Apple製品は、その中核的な機能を超えたスタイリッシュさを備えています。スハニ・パレクのデザインは、まさにこのクロスオーバーを改めて示す最新の例と言えるでしょう。
「個人的に、デザインの中で最も成功しているのは、フォルム、機能、そして美しさが融合したものだと思います」とパレク氏は語った。「ジュエリーは非常にパーソナルなものであり、ある意味では、私たちの生活から切り離せない存在となったこれらのデバイスも同様です。私たちが身につけるジュエリー、携帯電話、ヘッドフォンは、まるで第二の皮膚のようです。」(シェリー・タークルが1980年代にテクノロジーがこうなると予言していたのはまさにこのことです。)
Suhani Parekh の AirPod を抱きかかえるイヤリングは、こちらでご覧いただけます。
出典: Dezeen