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写真:ColorWare
アップルは、同社が最後に使用した1999年以来、象徴的な多色のアップルロゴのデザイン商標の更新を申請した。
しかし、Appleが「帽子とキャップ」という新しいアパレルラインにこの技術を採用するという、あり得ない報道があるにもかかわらず、個人的には、この技術が再び登場するとは驚きです。その理由をご説明します。
これまでアップルは、主にライバル会社の手に渡るのを避けるために、過去の商標を適切に保護し続けるよう頻繁に努めてきた。
毎回、昨年の PowerBook ブランドのアップデート (実現せず) や、Apple の象徴的なキャッチフレーズ「Think Different」の前回の商標更新 (これも MIA です) など、Apple が過去に放棄した部分を復活させるのではないかと興奮が生まれます。

写真:The Blast
どちらの場合も、Apple は一部の人々が期待していたようなノスタルジアを満足させることはできなかった。
つまり、残念ながら、レトロスタイルの Apple 衣料品ライン (Apple の申請で衣料品に言及しているのは、商標をできるだけ広く使用して、偽の衣料品ラインの出現を阻止するためと思われます) に関する報道はありそうにありません。また、「ティム・クックが次の Apple 基調講演に (古い Apple ロゴが入った) 新しいカバーをつけて登場しても驚かないだろう」という報道は、少々早計かもしれません。
Appleの多色ロゴ
アップルは、スティーブ・ジョブズ氏の復帰後の同社ブランド再構築の一環として、1999年8月27日に、1977年頃に使用していたストライプの多色のロゴを変更した。
Appleがレインボーロゴの廃止を正式に決定した際、ベンダー各社に対し、今後は使用しないよう通達を出しました。その後、Appleはレインボーロゴを単色バージョンの様々な色に置き換え、ベンダーは黒または赤のフラットロゴを選択できるようになりました。
オリジナルのロゴの多色部分は、もともと Apple II がフルカラーを誇示するためにデザインされたもので、当時のパーソナルコンピュータでは珍しかった。
デザイナーのロブ・ジャノフは、拙著『The Apple Revolution』の取材に対し 、「私自身も60年代後半に北カリフォルニアで育ったので、ヒッピーの影響を強く受けています。サイケデリックなもの、音楽、ビジュアルなど、あらゆるものに手を出していました。私にとって、赤いリンゴを描くよりも、あのようなリンゴを描く方が面白かったのです。魅力的に見せること、そして世間一般にある他のリンゴと差別化することが狙いでした」と語っています。
出典:The Blast