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OS X Yosemiteは、Macのプライバシー保護のあり方を大きく変えました。FBIの要請にもかかわらず、Appleはハードドライブの暗号化をデフォルトで有効にすることを決定しました。
一方、Spotlight に入力するたびに、位置情報とローカル検索用語が Apple に送信され、開発者の Landon Fuller 氏によると、Microsoft などの他のサードパーティにも送信されます。
フラー氏は「Fix Mac OS X Yosemite」というウェブサイトを立ち上げ、Yosemiteが個人情報を外部に流出させないようにする方法を公開しています。また、OS Xがホーム画面に電話する他の方法を発見し、修正するためのGitHubの開発者プロジェクトにも貢献しています。

まず、システム環境設定を起動し、Spotlight設定パネルのアイコンをクリックします。「検索結果」タブが選択されていない場合はクリックし、「Spotlightの候補」と「BingのWeb候補」の横にあるチェックボックスをオフにします。
システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」パネルでSpotlightの位置情報サービスを無効にすることもできます。「プライバシー」タブの「システムサービス」セクションの横にある「詳細」をクリックし、そこでもSpotlightの検索候補を無効にすることができます。これは上記の設定に加えて行うことも、単独の解決策として行うこともできます。ここでSpotlightの検索候補のみを無効にした場合、Macは引き続き検索に関する情報をAppleに送信しますが、位置情報は送信されません。

完了したら、システム環境設定を終了します。
次に、Safari を起動し、Safari メニューから環境設定を開く必要があります。

こちらも「Spotlightの候補を含める」のチェックを外してください。これでSafariを使用する際にもプライバシーが尊重されるようになります。Chromeには同等の機能があるようですが、もし無効化できるものが見つかった場合は、この記事を更新します。
さらに、Python スクリプトが好きな人のために、Fuller はターミナルで実行して同じことを実行するファイルを用意しています。このスクリプトは彼の Web サイトからダウンロードできます。
最後に、GitHub の「Yosemite phone home」プロジェクト ページにアクセスして、他にどのようなアプリやサービスが Apple や他の関係者に情報を送信しているかを確認し、修正に参加してください。
Spotlight が送信する内容を詳しく見てみましょう。

出典: Mac OS Xの修正