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写真:ティム・クック/Twitter
成長を続けるインドのスマートフォン市場でかなりのシェアを獲得するというアップルの目標は、期待していたよりも高くつくかもしれない。
報道によると、インド歳入省は、クパチーノ市が製造施設の建設に15年分の税制優遇措置を求める要請を拒否した。この悪いニュースは、アップルがインドでiPhone SEの製造を開始する1か月前に届いた。
インドでiPhoneを販売するには、Appleは、年間所得が低いため平均的な人にとって製品が高価すぎるこの国で、いかに製品価格を下げるかを考え出さなければなりません。Appleは、インドへのデバイス輸入に現在支払っている関税を削減する方法として、政府当局と交渉し、製造拠点を設立しました。
Appleはインドに小売店を構えていないため、販売代理店を通じて製品を販売せざるを得ない。インド当局は、Appleのプレゼンス向上のため、インドへの多額の投資を強く求めた。減税に加え、Appleはインド政府に対し、部品の現地調達に関する規制緩和を求めた。
アップルはインド電子情報技術省に詳細な計画を提示し、減税の要請を申し出た。同省はその情報を歳入当局に転送した。
交渉が継続されているのか、またインドにおけるアップルの最初の工場が4月にiPhone SE端末の組み立てを開始する予定にまだ達しているのかについては何も発表されていない。
スマートフォン販売が依然として急成長を続ける数少ない市場の一つであるインドにおいて、Appleが事業撤退する可能性は低い。iPhoneはAppleの利益の70%を占めており、インドでは2020年代末までに約7億5000万台のスマートフォンが販売されると予測されている。現在、Appleの市場シェアはわずか2%にとどまっている。
出典: iPhone Hacks