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Canalysが発表した新たな数字によると、中国におけるiPhoneの出荷台数は前四半期に14%減少した。
そうすることで、Huaweiが成長を続けるための市場機会が開かれた。昨年、スマートフォンの総販売数でAppleを追い抜いたHuaweiは、同期間に出荷台数を31%増加させた。
「ファーウェイが米国のエンティティリストに追加されたことで海外では不確実性が高まったが、中国ではアクセルを踏み続けている」と、Canalysのアナリスト、モ・ジア氏は述べた。「同社の中核戦略は、積極的なオフライン展開への投資を継続し、ライバルブランドのOPPOやVIVOから消費者を奪い、新たなチャネルや技術を支援するためのマーケティング費用を投入することだ。」
Canalysのデータによると、Appleは今年第2四半期に570万台のiPhoneを中国に出荷しました。これは市場シェア5.8%に相当します。AppleはXiaomi、Vivo、Oppo、Huaweiに次ぐ上位に位置しています。Huaweiは出荷台数3730万台、市場シェア38.2%で、圧倒的な勝者です。
比較すると、昨年の同時期にAppleは中国に670万台のiPhoneを出荷しました。当時の市場シェアは約6.4%でした。

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中国におけるアップルの課題
これらの数字は収益性を示すものではないものの、Appleが中国で依然として抱えている課題を浮き彫りにしています。ティム・クックCEOは、中国が将来Appleにとって最大の市場になると頻繁に語ってきました。しかし、最近では中国がAppleにかなりの頭痛の種をもたらしています。
2019年初頭、クックCEOがAppleの業績予測を修正せざるを得なかったのは、この地域におけるiPhoneの売上減少が原因だった。このことがAppleの株価を一時急落させた。最近では、Appleの株価は米中貿易戦争の激化を反映した指標として推移している。この貿易戦争は既に沈静化しているように見えるものの、関税をめぐる緊張は依然としてAppleの株価を左右している。
確かなことが一つある。今日の四半期決算発表で Apple が中国事業について何を語るか、非常に興味深いだろう。
出典:Canalys
出典: CNBC