
AppleはiPhoneユーザーがMacとデータを簡単に共有できるようにしていますが、Androidユーザーにとってはそう簡単ではありません。ありがたいことに、HoRNDISという便利なサードパーティ製のMac用ハックが登場しました。これを使えば、Androidのデータ接続をUSB経由で驚くほど簡単に共有できます。
HoRNDISは、OS X(10.6.8 Snow Leopardから10.10 Yosemite)用のドライバで、Microsoft独自のRNDISプロトコル(Androidでネイティブサポートされている唯一のプロトコル)を使用します。Macにインストールすると、Android端末のUSB経由のデータ接続を利用できるようになります。
「HoRNDIS が他のテザリング ソリューションに対して持つ主な利点は、携帯電話のファームウェアでサポートされている第一級の機能を使用していることです」と、ドライバーの作成者である Joshua Wise 氏は説明します。
「他のソリューションでは、Android オペレーティング システムに知らせずに携帯電話の Wi-Fi スタックを乗っ取ったり、携帯電話のユーザー空間にエミュレーション IP スタックを作成したりします。」
HoRNDIS に内蔵された USB テザリング機能を使用すると、信頼性が大幅に高まり、より高速で安定した接続が実現します。
インストール方法は次のとおりです。
- 最新のHoRNDISバイナリパッケージをダウンロードする
- パッケージを開き、インストーラーの指示に従います
- インストーラーが完了したら(エラーなしで)、AndroidデバイスをUSB経由でMacに接続します。
- スマートフォンの設定アプリを開き、テザリング設定を見つけます。通常はWi-Fiセクションの下にありますが、一部のデバイスには専用のテザリングメニューがあります。
- USBテザリングを有効にする
Macにデバイスの設定を促すダイアログボックスが表示された場合は、設定手順に従ってください。表示されない場合は、システム環境設定を開いて「ネットワーク」を選択し、利用可能な接続リストでデバイスを見つけることで、テザリングが機能しているかどうかを確認できます。

すべてが正常に動作していれば、デバイスがリストに表示され、横のインジケーターが緑色に点灯します。これで、端末の3G/4G接続を使用してウェブを閲覧できるようになります。