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ライカは、少なくともカメラの価格設定に関しては、絶好調のようです。そして、スペシャルエディションほど「高すぎる」と叫ばれるものはありません。まあ、「エルメス」の名を冠したスペシャルエディション以外は。
わかりました。もう少し高価なものが一つあります。ライカの特別限定版で、「エルメス」の文字が入った、フランス語で書かれたカメラです。「ライカM9-P エルメス・ジャン=ルイ・デュマ版」、なんと5万ドルです。
https://www.youtube.com/watch?v=LAfSfnykXfoライカM9-P「エディション・エルメス」はキット形式で、28mm f/2、50mm f/0.95、90mm f/2の3本のレンズとバッグが付属するボックス入りです。しかも、これはよくあるライカのスペシャルエディションとは一線を画しています。チタン製の旧型カメラをそのまま再現したり、通常とは異なる色のレザーで包んだりするのではなく、このカメラは少なくとも外観は完全に再設計されています。
上部と下部のプレートは(なんと自動車デザイナーのジャン=ルイ・デュマとの「コラボレーション」で)調整されており、コントロールも同様に調整されており、レンズには特別な銀色のアルマイト仕上げが施されています。
高価すぎる?もちろんです。でも、もし2万5000ドルの余裕があるなら、レンズ1本だけで買えるカメラがあります。Summilux-M 50mm f/1.4 ASPHです。私ならおそらくそちらを選ぶでしょう。
不思議なことに、レンジファインダーの真の定番焦点距離である35mmレンズはどこにも見当たりません。おそらく、これらのキットは実際に写真撮影に使われることはまずないのでしょう。Vertuのスマートフォンも持っているであろう、とんでもない金持ちの愚か者のコレクションルームにしまい込まれることになるでしょう。
ところで、名前は?プレスリリースによると、ジャン=ルイ・デュマは「エルメスの元社長」で、2010年に亡くなったそうです。
出典: DPレビュー