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昨日発表されたApple Game Centerは、iPhone OSでゲームに熱中するゲーマーにとって刺激的なニュースでした。これは、OpenFeint、Plus+など、数多くのソーシャルゲームサービスを統合するというAppleのデフラグメンテーション(断片化解消)の取り組みです。ゲーマーは、ユニバーサルフレンドリスト、マッチメイキング、実績などの機能により、すべてのiPhoneゲームで統一されたソーシャルゲーム体験を期待できます。
良い点はたくさんありますが、既存のシステムの背後にいる人々は憤慨しているだろうと予想されます。ところが、そうではありません。OpenFeintとPlus+はAppleの動きを喜んでいます。なぜでしょうか?彼らはそれを予期しており、利益を上げる手段として、一見無料のゲーム内で仮想アイテムを販売するフリーミアムモデルをサポートする方向にネットワークを移行させてきたのです。
「OpenFeint Xは現在OpenFeint上に構築されており、将来的にはAppleのGame Centerソーシャルグラフ、実績、リーダーボードにも搭載される予定です。これにより、開発者とゲーマーは一歩も遅れることなくゲームを進めることができます」と、Aurora FeintのCEOであるJason Citron氏はプレスリリースで述べています。「Appleは重要なパートナーであり、OpenFeintのビジョンの前半をAppleが承認してくれたことを大変嬉しく思います。そして今、OpenFeint Xとバーチャルグッズをベースにしたソーシャルゲームという後半を実現できるのです。」
ngmoco の Simon Jeffery 氏も Plus+ について同様のことを述べています。「Plus+ は開発コミュニティ向けに収益化と発見可能性のメカニズムを強化することが目的です。We Rule のようなゲームで、こうしたメカニズムが機能することを明確に実証しました。」
後悔しても仕方がないですが、彼らが真の収益源は実績ではなくバーチャルグッズにあると認識しているのは、やはり嬉しいことです。自社のフリーミアムゲームやバーチャルグッズショップと連携し、統合されたソーシャルゲームネットワークを構築できたことは、まさに大きな成果と言えるでしょう。