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写真:Ste Smith/Cult of Mac
Appleは40年以上の歴史を持っています。しかし、今日私たちが知る企業、つまり世界で最も尊敬される企業という称号を確実に獲得する企業になったのは、驚くほど最近のことです。
驚くべき新しいデータビジュアライゼーションが、この事実を浮き彫りにしています。インターブランドの「ブランド価値」を指標に用いたこのデータビジュアライゼーションは、ここ数年におけるAppleの圧倒的な存在感を示しています。そして、Appleが世界で最も価値のあるブランドのリストに加わったのは、驚くほど遅かったのです。
うわあ…!
過去 19 年間のグローバル ブランドのトップ 15 ランキング…
最後に大手テクノロジー企業の買収をご覧ください!
@Interbrand より pic.twitter.com/oRdO7QH6js
— マット・ナヴァラ(@MattNavarra)2019年2月21日
このインフォグラフィックで私が最も驚いたのは、Appleが世界で最も価値のあるブランドの中でいかに遅れて登場したかということです。スティーブ・ジョブズによるAppleの立て直しは1990年代後半に始まりました。iMacは1998年にデビューしました。iPodとiTunesは2000年代初頭に登場しました。iPhoneは2007年に登場しました。そして、Apple史上最も売れた新製品であるiPadは、2010年に登場しました。
しかし、Appleがこのランキングで存在感を示したのは、ジョブズ氏が亡くなった2011年になってからでした。長年にわたるAppleの株価推移を見ても同様のことが言えます。Appleの株価はスティーブ・ジョブズ氏の在任中は好調でしたが、真の急上昇を見せ始めたのは、意外にも彼の在任期間の終盤になってからでした。
ブランド価値とは何でしょうか?
念のため言っておきますが、「ブランド価値」というのはやや曖昧な言葉です。インターブランドは、それを財務実績、購入決定に影響を与えるブランドの役割、そしてプレミアム価格を獲得するブランド力の組み合わせと定義しています。これは解釈の余地がありますが、現時点でAppleがこの分野のリーダーであることに異論を唱える人はほとんどいないでしょう。
インターブランドの2018年ランキングでは、Appleのブランド価値は2,144億8,000万ドルと発表されました。これは前年比16%増で、6年連続でトップの座を獲得しました。