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ディズニーは、エンターテイメント業界史上最大の取引の一つとなる21世紀フォックスの買収を正式に完了した。

710億ドルの買収により、ディズニーはフォックス傘下の映画・テレビスタジオ、FXネットワーク、ナショナルジオグラフィック、そしてインドのスター・インディア局を掌握することになる。また、ディズニーはNetflixの強大な力、そしてアップルがどんなストリーミングサービスを打ち出しても、これに対抗できる最強の立場を築くことになる。

「これは私たちにとって特別かつ歴史的な瞬間です。当社と株主にとって、長期的な大きな価値を生み出す瞬間です」と、ディズニーCEOのボブ・アイガーは述べています。「ディズニーと21世紀フォックスの豊富なクリエイティブコンテンツと実績のある才能を融合させることで、卓越したグローバル・エンターテインメント企業が誕生し、非常にダイナミックで変革の時代をリードする絶好のポジションを獲得します。」

この動きはハリウッドの権力を劇的に統合するでしょう。 「ザ・シンプソンズ」のような人気フランチャイズがディズニーの手に渡るだけでなく、「ビッグ6」スタジオは5社にまで縮小されます。ディズニーに加え、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル、ソニー・ピクチャーズ、パラマウントが含まれます。

ディズニーはHuluの株式保有率30%を倍増させ、圧倒的多数株主となった。

アップルとディズニー

アップルは過去にディズニーと緊密な関係を築いてきました。スティーブ・ジョブズは生前、ディズニーの単独筆頭株主でした。（一部のアナリストは、アップルがディズニーを買収すべきだと示唆した時期もありました。）

Appleが新たなストリーミングサービスの開始に向けて準備を進める中、ディズニーはAppleにとって最大のライバルの一つとなりそうだ。ディズニーは近い将来、独自のストリーミングサービス「Disney+」を開始する予定だ。

出典：ガーディアン