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写真:Ste Smith/Cult of Mac
インド当局は、国内でのiPhone生産を検討する見返りとして、Appleの要求に対して「柔軟な姿勢」を保っていると報じられている。
「我々はアップルがインドに来て拠点を置くことを大いに望んでいる」とラビ・シャンカール・プラサド情報技術大臣は本日記者団に語った。
アップルの要求の中には、国内での製造を受け入れることがアップルにとって価値のあるものとなるための税制優遇措置が主に含まれます。
また、Appleは、メーカーは詳細な製品情報をデバイスに印刷しなければならないという規則など、他のポリシーの適用除外も求めていると報じられている。これにより、Appleのミニマリストデザインが乱雑になる可能性がある。
今日の報道から判断すると、インド政府はAppleの要求に屈する可能性があるようだ。ただし、Appleだけに譲歩するのではなく、10億ドルの投資が可能なあらゆる電子機器企業に譲歩する用意があるかもしれない。(ただし、電子機器製造業の振興を目的とした「修正特別優遇パッケージ制度」の下では、補助金の上限は15億ドルに設定される可能性がある。)
交渉に慣れている
Appleはインド市場への熱意を表明しているものの、インドでの交渉が長引くのはよくあることです。特に、Appleはインドで公式Appleストアを開設するために必要な許可を得るために長年苦労してきました。
現在、同社はフランチャイズモデルで運営されているプレミアムリセラーを通じてのみ製品を販売しています。昨年の報道によると、Appleはニューヨークの象徴的な5番街にあるApple Storeを彷彿とさせるデザインの、インドに大型旗艦店をオープンする計画があるとのことです。
同社はまた、安全保障上の問題や、中古iPhoneを輸入することでインド国内の市場シェアを拡大する計画(ライバルメーカーにより却下された)をめぐってインド政府と対立している。
2017年は、カリフォルニアで設計されインドで製造されたiPhoneがついに登場する年になるのでしょうか? 今後の展開にご注目ください!
出典:ロイター