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写真:Apple
Apple のおしゃれなミニ LED ディスプレイは、どうやら来年発売される大型の iPad Pro に限定されないようだ。
Cult of Macが確認したTF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏の金曜の調査ノートによると、2022年モデルのiPad Proの11インチと12.9インチは両方ともミニLEDスクリーンを搭載する可能性が高いとのことだ。
Appleはブランドイメージ向上のため、ミニLEDディスプレイを「Liquid Retina XDR」と呼んでいます。現在、このディスプレイは最新の12.9インチiPad Proにのみ搭載されており、同社製タブレットの中で唯一、液晶画面を搭載していないモデルとなっています。
「これは実際に見なければ信じられないディスプレイです」と、今年初めに開催された Apple の衝撃的な「Spring Loaded」イベントで iPad マーケティング マネージャーの Raja Bose 氏は語った。
そして来年には、iPad の複数の画面サイズでそれを確認、信じることができるようになります。
トリクルダウンスクリーン技術
Appleが最高級製品で新技術を発表し、その後他のデバイスにも展開するのは、それほど驚くことではありません。2017年、AppleはiPhone Xで初めてOLEDスクリーンを採用しました。そして2020年、9月に発売されたすべての新型iPhoneに初めてOLEDが搭載されました。そのため、今年初めにミニLEDについて深く掘り下げた記事を書いた際に、私は次のように述べました。
「ミニLEDは[最も高価な]iPad Pro専用のままでしょうか? これまでの経緯からすると、そうではないでしょう。OLEDと同様に…ミニLEDも将来的には他のiPadモデルにも採用されるでしょう。」
クオ氏の最新メモによると、今年の大型iPad Proは「ミニLEDのSMT製造プロセス」がボトルネックになったようだ。Appleは新たなサプライヤーであるLuxshare ICTと契約する見込みだ。クオ氏は、これにより「ミニLEDのコストが大幅に削減され、ミニLEDディスプレイの供給が改善され、AppleによるミニLEDデバイスの普及促進に役立つ」と述べている。つまり、ミニLEDのトリクルダウン効果は今後も続くと予想される。
11インチiPad Proに搭載されるミニLEDディスプレイは、Appleのディスプレイ技術における唯一の変更点ではありません。Kuo氏の以前の報道によると、Appleは来年iPad AirにOLEDディスプレイを搭載する予定とのことです。iPad Proにも2023年に同様の対応が行われるとKuo氏は述べています。
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