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写真:Apple/Cult of Mac
トニー・ファデル氏のスマートサーモスタットと煙探知機メーカーNestの買収に失敗した時、Appleはチャンスを逃したと多くの人は思った。
しかし、最後に笑うのはAppleになるかもしれない。というのも、新たに付与された特許には、iPhone、iPad、その他のデバイスを含むAppleのハードウェアに、将来的にはそれ自体が煙探知機として機能するセンサーが搭載される可能性があると記されているからだ。
素敵でしょ?
「煙検知機能を備えたワイヤレスデバイスネットワーク」の特許は、2013年5月に最初に出願されました。特許の1つのバージョンでは、Appleは、デバイスのスピーカーポートやその他の開口部の近くに配置されたセンサーアレイを使用して煙を検知する方法について説明しています。
そうなると、デバイスは単にユーザーに警告したり、消火システムを作動させたり、さらには家の住所や建物のレイアウトなどの情報を地元の消防署に送信したりといったあらゆることが可能になります。
ポータブル煙探知器には、現在多くの家庭で使用されている固定式の煙探知器に比べて大きな利点が1つあります。iPhoneはどこへ行くにも持ち歩くので、いざという時に煙探知器が手元にあると安心できます。また、どこへ行くにも持ち運べるので、ホテルや友人宅に泊まっている時でも、自宅にいる時と同じように煙を感知して保護されます。
HomeKitのおかげでホームオートメーションへの進出を加速させているAppleにとって、今回の特許はまさに理にかなったものと言えるでしょう。多くのAppleの特許とは異なり、この特許が単なる模倣防止のための素晴らしいアイデアではなく、実際に製品化されることを願うばかりです。
出典: USPTO
出典:Apple Insider