ウォズ:「未来は恐ろしく、人々にとって非常に悪いものになる」
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ウォズ:「未来は恐ろしく、人々にとって非常に悪いものになる」

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ウォズ:「未来は恐ろしく、人々にとって非常に悪いものになる」
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コンピューターが世界を席巻するのに貢献するウォズ。写真:Apple
コンピューターが世界を席巻するのに貢献するウォズ。写真:Apple

ビル・ゲイツ、スティーブン・ホーキング、イーロン・マスクといったテクノロジーの先駆者たちは長年にわたり、人類に対してAIの危険性を警告してきたが、アップルの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアック氏はついに終末シナリオを信じるようになったと述べている。

「コンピューターが人間に取って代わることは疑いようがない」とウォズ氏は米国自宅から最近行われたオーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙のインタビューで語った。

Apple II の発明でパーソナルコンピュータ革命の火付け役となった人物は、コンピュータが最終的には人間よりも速くなり、人間を駆逐するだろうから、「未来は恐ろしく、人類にとって非常に悪いものになるだろう」と語る。

「我々に代わって全てを処理するデバイスを開発すれば、最終的にはそれらが我々よりも速く考え、企業をより効率的に運営するために動きの遅い人間を排除するだろう」とウォズ氏は語った。

「僕たちは神になれるのか? 家族のペットになれるのか? それとも踏みつけられる蟻になるのか? それはわからない」とウォズは説明した。そして、僕たちが最終的に食物連鎖の最下層に降格するということは、愛犬に優しくするべきだと自分に思い出させる、と付け加えた。

ウォズ氏はAppleの自動車プロジェクトの噂についても触れ、Appleにとって「まさにうってつけの領域」だと述べた。しかし、ゴールドのApple Watchに関しては、ウォズ氏はまだ納得していないようだ。

「本当に高価なもの、例えばジュエリーのようなスマートウォッチを買うなら、たくさんのアプリを搭載したスマートウォッチを買うわけではありません。ロレックスの時計のように、名声やブランド、そして自分自身の象徴として買うのです」とウォズは言った。「実際、1万ドルの時計と1万7000ドルの時計の違いはバンドだけです。私のようなエンジニアは、そういう世界には住んでいませんし、私の世界ではありません。」