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Amazon Kindle Fire HDやGoogle Nexus 7といった手頃な価格の製品のおかげで、Androidタブレットは市場シェアを拡大し続け、iPadの首位を奪いつつあります。しかし、Appleタブレットは依然としてウェブの王者であり、北米におけるタブレットウェブトラフィックの87%を占めています。
分析会社Chitikaによると、iPadでのウェブページ閲覧数100に対して、AmazonのKindle Fireはわずか4.88、SamsungのGalaxyタブレットはわずか3.04です。一方、GoogleのNexus 10とNexus 7タブレットでは、iPadでのウェブページ閲覧数は100に対してわずか1.22です。
「北米のタブレット ウェブ トラフィックの 87% は iPad によって生成されています」と Chitika の Gabe Donnini 氏は述べています。
考えてみると、これは実に驚くべき数字です。北米のタブレット市場シェアはiPadが半分以上(約53.8%)を占めていますが、今月初めにIDCが発表したレポートによると、Androidタブレットは年末(本日)までに市場の42.7%を占めると予想されています。
両者の間に大きな違いはないように見えますが、ウェブトラフィックはそれを示唆しています。問題は、Androidタブレットには様々なメーカーから非常に多くのモデルが出回っており、上記のような人気デバイスでさえ、Androidのシェアのほんの一部しか占めていないということです。
Chitikaのデータは、12月8日から12月14日までの米国とカナダにおけるタブレットのウェブトラフィックの分析から得られたものです。もちろん、クリスマスシーズンは考慮されていません。クリスマスシーズンにはタブレットの市場投入台数が大幅に増加するはずです。しかし、Chitikaはクリスマスがデータに与えた影響を明らかにするため、近日中にこれらの数値を再検証するとしています。
出典:テレグラフ